MYパーソナルコンピュータ歴シ〜MAC時代後期〜

今、履歴書書いてもうんざりするほど私の20台中後半は職場変わっている。

そんな中でも選択基準にMACがあるかどーかがあった。
でも全然あたしにあの日あの時あの衝撃を受けた仕事をそれでしているとこはなかった。が、別に良かった。これであの馬鹿高いイラストレーターとフォトショップ買わなくても最新版が常に手の中に…V！

美術館の仕事ではホボワープロ的使用のみだったが、このねえ書体選んで、文字のスペーシングの何ミリかで全然イメージ違うのは子供の頃書道やってただけにハマル。
雑貨制作では発注書〜。でもこれもワープロでも出来るやつ。イラストレーターがカワイソウ。

広告作る仕事はクオークエキスプレスだった。ちょっとイラストレータの直しがあるくらいで、作ってた広告の値段も全然気に留めずデータ流し込みマシーン化してた。ちょっと上のオトコの人におもろいことは全部行き、あたしたちは社長（今おもうとこの自信の無さそうな公家顔の社長、スゴかったかも）が気を使って頭使わなくていいことやってた、けど…。これは待遇良かったけど、もうこのままでは人格破壊が…。と辞職。回りも全然デザインやりたい！って人がいなかった。特に女子。

で、知人がHP制作を個人的に始めたんで手伝わないか〜？と言われ、ちょうど自分ちにもノートのPCが来てインターネットの夜が明けて、ハマル。いや、そんなハマルつもりはもうなかったのだ。3DCGのちゅるちゅるも見飽きて、それほどもう執着もなくなっていて、始めたHPもテキストが打てればいーやー程度だったのだがあ…。今ならBLOGで全然OKなことが、当時はHP制作の基本が出来ないとブラウザに現れなかったのだ。人にコメントもらいたきゃCGIの設定が出来ないとだったのだ。で、なぜかそこにいた人がエライ腕の立つ人ばかりで勧められるままにFLASHを入れてもらったり、プロ仕込みでHPビルダーなんて使わせてもらえなかったのだ…。
人間の本能である良く言って想像、悪く言って妄想。これを今までの自分の抑圧された技術＆創造で全世界にパブリッシュできるWEB制作…。これはもうロマンで燃えたよ。ほんと。このくらいから文学書とかほっとんど買わなくなって、インターネット本ばっかりになる。これでコレやロー妄想に走るのわくわくしたな…。
スキャナーだって97年くらいに10万以上したのが00年1万円代。遂に時が来た！！って感じだった。

ここと平行してその近所の出版事務所で新聞の広告作ったりなんだり、もうほんと簡便してください！って程毎日MACだった。ここの面子はもうアタシが霞むほど濃い人々だった…。仕事の腕も立つし、趣味のマニアぶりが恐ろしかった。

しかしこのHP制作にかかわったことでアタシのMAC礼賛は終わる。
USERのほっとんどがWIN環境なんだっちゅーことで。ちょうどiMACやG3のカワイイ機種が出た頃で、スーグ固まるくせにMACに異様にこだわる方がヘンな気がして、なんだアドビのソフト使えるならWINでいいや、と今に至ります。
カウンターカルチャー支持してMACだったんだけど、逆にならWINの方だとか思った。（MACの方がアイコンのデザインとかすっきりしててすきだったんだけど、今、もうWINぽいのでびっくり）
VAIOとかかわいいのじゃなくて、弟の自作のお下がり。そ、それが一番エコだ。CUPあげたいんだけどなー自分じBIOSの設定も出来ないorz…。ハードには弱い。